11,500人以上の雇用創出、アルブラスとアルノルチの長年の歩みがバルカレーナの持続可能な発展を推進

15 de 10月 de 2025

10月には、両社はそれぞれの創立記念日を祝うとともに、市や地域にもたらした経済的・社会的・環境的変革の遺産を称えます。

– パラ州バルカレーナとアルミニウム産業の歴史は、2025年10月に二重の節目を迎えます。世界最大の単一サイト・アルミナ精錬所である**アルノルチ(Alunorte)の創立30周年、そしてブラジル最大の一次アルミニウム生産企業であるアルブラス(Albras)**の創立40周年です。
両社はそれぞれ10月20日と24日に周年を迎え、長年にわたりその分野でのリーダー企業としての地位を確立し、持続可能な地域発展の柱として経済成長、社会的進歩、環境への責任を推進してきました。

両社は合わせて11,500人以上の直接・間接雇用を生み出し、地域の生産チェーンを支えています。これはバルカレーナ人口のおよそ9%に相当します。この活力は市の経済成長にも表れており、ブラジル地理統計院(IBGE)のデータによると、同市のGDPは2002年の11億レアルから2021年には92億レアルを超え、パラ州で第5位のGDPを維持しています。1人当たりGDPは71,474レアルに達しています。

産業によってもたらされた機会により、バルカレーナは人々を惹きつける都市へと発展しました。IBGEの推計によると、1970年に約1万7千人だった人口は2025年には13万9千人を超える見込みです。

「アルブラスの40年は、パラ州との絆と先駆的精神の歴史を意味します。私たちは何千もの家族の物語の一部であり、地域経済の原動力です。従業員の31%が10年以上勤続していることを誇りに思います」と、アルブラスCEOのルイス・ロベルト・シルバ・ジュニオール氏は語ります。

「アルノルチの30周年を祝うことは、バルカレナとのパートナーシップで築かれた歩みを祝うことです。私たちは、自社の成長が市の変革にどのように貢献してきたかを目の当たりにし、非常に誇りに思っています。さらに、より持続可能で低炭素な未来のために、さまざまなイノベーションを推進し、より一層貢献していきたいと考えています」と、アルノルチのCEO、ミシェル・リスボア氏は述べています。

■ 社会・環境責任

両社では、産業成長と環境責任が常に両立しています。
そのため、ハイドロ社(Hydro)は2030年までに排出量を30%削減し、2050年までにネットゼロ排出を達成することを目標としています。ハイドロは、アルノルチのエネルギー構成の転換とアルブラスへの電力供給源の多様化に投資しており、再生可能エネルギーとしてリオ・グランデ・ド・ノルテ州のメンドビン太陽光発電所、ミナス・ジェライス州のボア・ソルチ太陽光発電所、ピアウイ州とペルナンブーコ州の州境にあるヴェントス・デ・サン・ザカリアス風力発電複合施設などを導入しています。さらに、天然ガスの利用や電気ボイラーの導入など、精錬所での新しいエネルギー技術も進めています。

このような取り組みにより、ハイドロはすでに世界で最も低いCO₂排出量のアルミニウム生産企業の一つとなっています。アルブラスが国内外に出荷するアルミニウムは、**国際アルミニウム協会(International Aluminium Institute)**が示す基準値の約5分の1のCO₂排出量にとどまります。これらの数値は、ゲチュリオ・ヴァルガス財団(FGV)が主導するブラジルGHGプロトコルプログラムによる第三者監査で認証されています。ハイドロのパラ州での全事業が同プログラムのゴールドシールを保持しており、アルブラスは8年連続で受賞しています。

また、工場が立地するバルカレーナ工業地区では、1984年の土地取得以来、植生面積が180%増加し、現在では3,266ヘクタールの緑地が保全されています。これは継続的な保全活動と環境モニタリングの成果です。

■ 地域社会への貢献

アルノルチとアルブラスは、地域社会との継続的な対話を通じて、バルカレーナの人々の生活の質を向上させるプロジェクトに投資しています。

2019年に設立された**ハイドロ基金(Fundo Hydro)**は、これまでに6,000万レアルを超える資金を投じ、50件以上のプロジェクトを支援してきました。これらは、社会的不平等の是正、雇用創出、地域文化の発展、環境保全を目的としています。

さらに、2016年に創設された**「行動するボランティア(Voluntários em Ação)」プログラム**では、従業員が地域社会に貢献する活動に積極的に参加し、さまざまな分野でポジティブな影響を与えています。

■ ハイドロ社について

ハイドロは、アルミニウムおよび再生可能エネルギー分野の世界的リーダーであり、持続可能な未来の実現に取り組んでいます。
「より持続可能な社会の構築」を目的とし、1905年の創業以来、天然資源を革新的な手法で有効活用し、人と社会に貢献する産業を育ててきました。現在、世界40か国・140以上の拠点で約33,000人の従業員を雇用しています。
ブラジルでは、ハイドロはアルミニウムのバリューチェーン全体に携わり、約7,000人の直接雇用を生み出しています。ボーキサイト採掘、再生可能エネルギー生産、アルミナ精錬、アルミニウム製造、押出加工などを通じて、建設、自動車、包装などの産業に独自の知識と技術を提供しています。

■ アルブラスについて

アルブラスはブラジル最大の一次アルミニウム生産企業であり、1985年以来、国内外の市場に供給を続けています。
同社のビジネス戦略は、低炭素アルミニウムの生産における持続可能な手法に基づいており、業界におけるサステナビリティの模範とされています。
ハイドロはこのジョイントベンチャーの主要株主として**51%を保有しており、もう一方の株主は日本のコンソーシアムNAAC(ニッポン・アマゾン・アルミニウム株式会社)**です。NAACは日本の政府機関、商社、消費者、アルミ製品メーカーによって構成されています。

報道関係お問い合わせ: hydro@ideal-axicom.com